4月第3号 「交通事故になる。」「道がいる!」

 4月8日
   4月に入って早速、三輪車遊びが始まった。もも組(3才)さん、き組(4才)さんが、好きなところを自在に走り回っている。みどり組(5才)のA児が、「好きに走ると、ぶつかったりするで。道がいる!」と訴える。「なにで書く?」というと「足!」と言って書き始めたが、なかなか線がはっきり書けない。竹の棒を出す。一人の力では書けない。「それなら!」と、何人かで力を合わせて書きだした。「こっちにも書こう!」みんなで頑張り、いい道が完成。みんながその道を走り始める。しかし、問題発生・・・・。「線が消えちゃう。」「すぐに消えない方法は?」と尋ねたが、いい方法が思いつかない。「体操教室の先生、なにで書いていた?」と尋ねると、B児が「じょうろの水でかいてた!」と思い出す。慎重に水で書き始め、水がなくなると何度も何度も汲んできて、すぐには消えない道路が完成。おかげで事故なくみんなが遊べていた。みんなが安全に遊べるようにしようとする意欲、協力したり工夫する姿に、新しい年長さんの成長を感じた。